TCHとは?
2025年10月21日
こんにちは、歯科医師の林です。
最近、「なんとなく歯が痛い」「あごが疲れる」と感じることはありませんか?
その原因は「TCH(歯列接触癖)」かもしれません。
◆ TCHとは?
TCH (Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)とは、上下の歯を無意識に接触させ続けてしまう癖のことです。
通常、歯は会話や食事中以外では、軽く離れているのが正常な状態です。
しかし、TCHがあると、仕事中・スマホ使用時・緊張している時などに、歯がずっと触れてしまい、歯や顎に余計な負担がかかってしまいます。
その結果──
• むし歯や歯周病がなくても 歯に痛みや違和感が出る
• 顎関節症(口を開けづらい、カクカク音がする) の原因になる
• 歯のすり減りやヒビ割れ を引き起こす
• 頭痛や肩こり につながる
など、さまざまなトラブルを引き起こすことがあります。
◆ 対処法は?
TCHは意識することで改善できます。
簡単な対策はこちら:
* 「上下の歯を離す」意識を持つ
* デスクやスマホにメモを貼る(例:「歯を離す!」)
* ストレスをためない、リラックスを心がける
ひどい場合は、マウスピースの使用なども効果的です。
◆ 最後に
TCHは自分では気づきにくい癖ですが、放置するとお口のトラブルにつながります。
気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
ホワイトニングでは白くならない、と言われた方へ
2025年9月25日
こんにちは、歯科医師の今野です。
鏡を見たその時に、または自分の写った写真を見た時に、
「あれ、笑った時の自分の歯、こんなだったっけ」
「もっと歯を白く、綺麗にしたい」
そう思ったとします。
その日に思い立って歯科医院のホワイトニングの予約をしたのに、いざ行ってみたら「あなたの場合は、ホワイトニングでは白くならないかもしれません」
そう言われたことのある方はいらっしゃいませんか?
さぞ、がっかりされたことでしょう。
ホワイトニングでは歯が白くならない場合、次のような原因があります。
・詰めものやかぶせ物が入っている場合
・元々のエナメル質が薄い歯、粗造な歯(エナメル質形成不全歯)
・テトラサイクリン歯(薬剤の使用により生まれつき黒っぽい歯のこと)
・ホワイトスポットや初期虫歯
・加齢によりクラック(亀裂)の入った歯
などです。
すべての歯が白くなりにくい場合もあれば、局所的に白くなりにくい歯がお口の中に何本かある場合もあります。
これまでは、そういった「ホワイトニングでは白くならない歯」があった時に、クラウン(かぶせ物)や「ラミネートベニヤ」という「歯の付け爪」のようなものを使って人工的に白くする方法しかありませんでした。いずれの方法も歯を大きく削る必要があります。
また、歯を削る量を極力小さくできるプラスチックの詰め物も、プラスチックの性質上必ず着色し、劣化が早いのが欠点でした。
ですが、現在は「MINISH(ミニッシュ)」という選択肢があります。
MINISHはクラウン(かぶせ物)やラミネートベニヤのように大きく歯を削ることなく、どんな歯でも、歯を白く美しい状態に若返らせてくれる新しい治療法です。
プラスチックのつめものと違ってほとんど着色することもありません。
今まで
「ホワイトニングで歯が白くならなくて」
「歯と歯の間の黒いのが気になってて」
「どうすればいいですか?」
と相談を受けても、「上記のような方法はありますが、削るのはもったいないですし…」とお茶を濁すような説明しかできず、もどかしい思いをしていましたが、今では自信をもってMINISHをお勧めすることができるようになりました。
歯をほとんど削ることなく、または最小の切削量で、美しい歯を手に入れることのできるMINISHのような治療がもっと早くにあれば、と思うこともあります。
歯のお悩みをお持ちの方へ、ぜひ一度ご相談ください。

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歯科医院で笑顔を素敵に
2025年8月22日
皆さんこんにちは、歯科医師の菅原です。
近年、美容やアンチエイジングなどの需要が高まり、エステやパック、脱毛、プチ整形など幅広い方法で男女問わずに人気がありますよね。
そんな時代もあってか、歯に関する美容にも注目が集まっています。
元々生まれながら歯の形や色がコンプレックスだったりもしますし、歯も年齢と共に変化があり、色が暗くなったり歯が欠けたりと色々な事が起こります。
そんななか、見かけやアンチエイジングで当院オススメの治療法を紹介します。
①矯正
口元がガタガタだったりすると笑った時の笑顔の印象が全然違います。
また、ガタガタによる着色や歯石の着きやすさ、磨きづらさなどは、歯そのものの虫歯や歯周病のリスクを高めます。
笑った時に歯が綺麗に並んでるととても素敵ですよね。
また歯並びにより個人差はありますが、お顔の印象を少し改善する事も出来ます。
当院ではインビザラインを使用して、出来るだけ短期間かつ画像診断でわかりやすい説明を心がけています。
⭐️こんな方にオススメ⭐️
ガタガタな歯並びを治したい方
口から健康になりたい方
少しでも顔の輪郭に変化が欲しい方
②ホワイトニング
今ではとてもポピュラーですよね。
特徴は手軽に出来る事ですが、髪の毛のブリーチと一緒で効果に個人差がある事や、回数を重ねないとなかなか白くならなかったり、時間が経つと色が戻ったりします。
イメージは脱毛やブリーチと似ていると思います。
当院では回数の説明やカウンセリング、全体的なクリーニングを行ってからさせて頂き、効果を高めています。
⭐️こんな方にオススメ⭐️
歯の色を白くしたい方
お手軽に始めたい方
③MINISH(ミニッシュ)
美容大国韓国発の歯のアンチエイジング商品です。
特徴は歯の削る量が少なく、歯の形や色を変えられる点にあります。
昔のセラミックなどの方法では歯を削る量が多く、あまり推奨されていないやり方でしたが、特殊な技術により歯の削る量を少なく、とても薄い膜の様なセラミックを歯に付ける事で歯の形や色を整えます。
ガタガタが酷い人は矯正と同時にやるのをオススメしています。
最新の技術なのでカウンセリングや写真での検査などをしてから行っていますのでご安心下さい。
⭐️こんな方にオススメ⭐️
ホワイトニングで満足いく白さにならなかった方
歯の形にコンプレックスがある方
ホワイトニングを何度もやるのが面倒な方
口元を若々しく甦らせたい方
当院では患者さんの悩みを解決する為にその人に合ったプランをご用意しています。
何かあれば当院スタッフにお尋ねください。

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歯周病と糖尿病の深い関係とは?
2025年6月30日
こんにちは、歯科医師の青山です。
歯周病と糖尿病どちらも1度は必ず耳にした事がある言葉だと思います。
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症が原因で歯の周りの歯茎や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
糖尿病は、主にインスリンというホルモン働きが悪くなることで血糖値が慢性的に高くなる病気です。
突然ですがみなさん歯周病と糖尿病の関係性についてご存じでしょうか。
実はこの2つは「炎症」で親密につながっているのです…!
歯周病があると、炎症によって「炎症性物質」が血液中に放出され、インスリンの働きを妨げるといわれています。
その結果、血糖値が上がりやすくなり、糖尿病のコントロールが難しくなるのです。
逆に糖尿病があると、高血糖により免疫力が低下し感染しやすくなります。
そのため、歯周病菌に対する防御力も下がり、歯周病が悪化しやすくなるのです。
また、高血糖の状態が続くと、歯茎の血管が傷つき、炎症が長引く原因にもなります。
このように相互に影響をしているので、歯周病の治療や予防を行うことで、お口の中の慢性的な炎症が小さくなり、血糖値の改善にもつながる可能性があります。
お口の健康を守ることで身体の健康にもつなげてみませんか。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください!
歯磨きの後にうがいはしない方がいい?
2025年6月2日
こんにちは、歯科医師の女屋です。
みなさんは歯磨きの後お口をゆすぎますか?
歯磨き粉に含まれているフッ素(フッ化物)はむし歯予防に重要なので歯磨きの後はうがいをしすぎない方がいいと聞いたことがあるかもしれません。
実際、歯磨き後にうがいなしと比べてうがいしたほうが有意にフッ化物の濃度が低くなっていることを示した研究結果が報告されています。
しかし、歯磨き後は少しでもお口をゆすぎたいと思う方が多いのではないでしょうか。
多くの文献では、「10 mL以下の水による1回のうがい」であればむし歯を予防できる最低限のフッ化物の濃度を長時間維持できると結論づけております。
つまり、ティースプーン(小さじ)2杯分くらいの量の水ならばうがいして大丈夫ということですね。
また、歯磨き途中に歯磨き粉を吐き出すのを最小限にすること、歯磨き後2時間は飲食を控えるのもお口の中のフッ化物の濃度を保つのに有効です。
以上のことから年齢に応じた高濃度のフッ化物が配合歯磨き粉(成人であれば1,450ppm)を使用し、うがいしないか少量の水でうがいするのがむし歯予防に良いと言えそうですね。
もちろん歯磨きにはフッ化物以外にもいろいろな大切な要素があります。
当院では一人ひとりに合わせたブラッシング指導を行っており、ご要望に合った歯磨き粉のご提案もできます。
気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
子供の頃から歯並びを良くしたい!
2025年5月7日
こんにちは、歯科医師の小林です。
突然ですが、質問です。
「子供の頃は歯並びがきれいだったのですが、大人になってガタガタが気になります。」
歯並びが気になる方で、乳歯の時は歯並びが良かったのですが…とおっしゃる方は少なくありません。
みなさんは、どうでしょうか?
実は、「隙間なくきれいに並んでいる子供の歯≠良い歯並び」ではないのです。
■乳歯がすきっ歯!?
乳歯のタイミングで、「すきっ歯を治したい」と来院される方もいらっしゃいます。
よく見ていますね!歯並びを良くしたい、のであれば、隙間があるほうが良いのです。
乳歯と比較し一般的に永久歯のほうがサイズが大きいため、隙間がないと永久歯が生えるスペースがなくなってしまいます。そのため、乳歯の段階で隙間がなくきれいに生えそろっている場合は、永久歯が入りきらず八重歯になったり、ガタガタになる可能性があります。
乳歯の隙間や顎の成長により、永久歯が生えてくるスペースを確保しているのですね。
■顎の成長が重要!
では、どうすれば歯と歯の間に隙間ができるのでしょうか?
これには、土台となる顎の成長も大きくかかわっています。
顎の成長は遺伝などの影響もありますが、しっかりと噛むことで成長を促すことができます。
柔らかいものや小さく切って食べやすくなっているものを食べるよりも、硬いものを奥歯でしっかり噛んだり、大きいものを自分の歯で噛みちぎるほうが顎の成長につながります。
舌の位置やお口の癖、虫歯なども、歯並びに影響する要因です。
子供の頃から歯並びを整えることで、永久歯でのガタガタを最小限にできたり、癖を早くに改善したりできます。
今のタイミングで何ができるのかな?私のお口はどうだろう?など、気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
👉 大人の矯正治療について
👉 お子様の矯正治療について
お口ポカンと歯並び
2025年3月21日
皆さんこんにちは。歯科医師の菅原です。
皆さんお口ポカンて知ってますか?
お口ポカンは現代のお子さんのよくある癖です。
今はマスク生活やアレルギーなどで鼻の通りが悪いお子さんが多いと言われています。
鼻の通りが悪いと、お子さんは口を開けて呼吸をするようになり、様々な成長、歯並びの原因になります。
お口ポカンは以下の事が原因と言われています。
1. 口呼吸の習慣
・鼻が詰まりやすい(アレルギー性鼻炎、花粉症など)
・扁桃腺肥大や鼻中隔湾曲症などの影響で鼻呼吸がしづらい
2. 筋力の低下
・ 口の周りの筋肉(口輪筋)や舌の筋力が弱い
・姿勢が悪く、口を閉じる力が低下している
3. 歯並びや噛み合わせの問題
・出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)があると、口を閉じにくくなる
4. 習慣的な癖
・ぼーっとしている時や、スマホやテレビに集中している時に無意識に口が開く
お口ポカンをしていると
①口内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが上がる
②乾燥で口臭が強くなる
③舌の筋力の低下で正しい発音がしづらくなる
④顔の筋肉が衰えて、たるみやシワができやすい
⑤鼻呼吸より酸素を多く取り込めないので、空気を取り込もうとして姿勢の悪化につながる
⑥唇の筋力低下で出っ歯やすきっ歯になる。
⑦口を開いていることにより鼻から下が長くなる。
様々な事が起きます。
お口ポカンは子供の時から予防しておかないと成長に悪影響を及ぼすことが多いです。
当院はお口ポカンをはじめ、お子さんの口腔機能の発達にも力を入れています。
もしうちの子もしかしてお口ポカンかも、、
と思った方は当院のスタッフや歯科医師に相談してみてくださいね。
MINISH ミニッシュ
2025年2月20日
こんにちは、歯科医師の今野です。
歯のお悩みについては本当にたくさんの声を聴きます。
「前歯の詰め物の色が気になる」
「ホワイトニングしてもあまり白くならない」
「前歯が小さいの(矮小歯)が気になる」
「前歯の隙間が気になる」
「加齢で前歯が欠けてきてしまった…」
「とにかく綺麗な歯で自信を持って笑いたい!!」
時に
「歯がコンプレックスで写真を撮る時歯を見せて笑えない」
そんな声を聞くと、歯科医師として寂しい気持ちになりますし、何とかしたい!と切実に思います。
綺麗な歯を思いっきり見せて自信をもって笑えるように、たくさんの患者さんを笑顔にしたい。
そんな気持ちで日々の診療に向き合っています。
ですが、前歯のプラスチックの詰め物は経時的に必ず着色してしまいます。
元々の歯の性質によっては、ホワイトニングだけでは芸能人のような白い歯にならない場合もあります。
歯並びは矯正治療で治りますが、矯正治療だけでは歯の形まで変えることはできません。
経年的に歯が欠けてきてしまったり、ヒビが入ってしまった時、プラスチックで補ってもすぐ欠けてしまったり、着色してしまいます。
だからといって、見た目を綺麗にするために、むし歯でもない歯を大きく削ってかぶせ物をするのは、歯科医師の倫理的に前向きにはなれませんでした。
そんな私たちの悩みを解決してくれたのがMINISHです。
MINISHは最小の切削量で美しい歯を、美しいスマイルを得るための新しい治療法です。
MINISHはセラミックなのでプラスチックのように着色することがありません。
長年の研究開発により歯のエナメル質と酷似した材料を用いて、歯と化学的に接着し、かぶせ物にするときの1/10以下のごくわずかな切削量で美しい歯を取り戻すことができます。
ホワイトニングでも白くならなかった歯が理想的な歯の色に
矯正治療だけでは治らなかった「歯の形」も理想的な形に
加齢により欠けたり、ヒビの入ってしまった歯のアンチエイジングも行えます。
これまで
「○○さんの場合は、ホワイトニングしてもそこまで白くならないかもしれません」
と説明していた先天的な着色歯や
歯並びではなく歯の形が原因の歯の隙間
プラスチックが着色して何度もやり替えてきた前歯の詰め物
でも、これ以上削りたくない!
これは、私たち歯科医師の悩みでもありました。
それらが、ほとんど削らずに、またはほんの少しの切削量でずっと綺麗な歯でいられる。
こんな解決法があるなんて、わたしは本当に嬉しくなりました。
みなさんが綺麗な歯で自信を持って、思いっきり笑えるように。
まずは一度、お気軽にご相談ください。

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歯磨きはどのくらいすればいい?
2025年1月27日
こんにちは、歯科医師の女屋です。
毎食後歯磨きをしっかりされている方もいらっしゃれば、忙しくて夜1回しか磨けてないという方もいらっしゃると思います。
それでは、どのくらい歯を磨くのが望ましいでしょうか。
2016年の歯科疾患実態調査では毎日2回以上歯を磨く方は77%、毎日3回以上歯を磨く方は25%、毎日1回の方は約18%と報告されています。
このように、1日2回以上の歯磨きが一般化していると言えます。
お口の中にはバイオフィルムという細菌の塊が膜をはったものが存在しています。
これは例えば排水溝のぬめりのようなもので、放置すると病原性が強くなってむし歯や歯周病(歯を支える骨が溶ける病気)が進行してしまいます。
歯磨きの回数が増えれば、細菌の量が減りお口の中の環境が改善されます。
研究でも1日2回以上歯磨きを行うことで歯ぐきの状態を健康に保つことができ、それが歯の喪失を防ぐのに関係している可能性が高いことが示されています。
また、毎食後のブラッシングにより糖尿病や脂質異常症などの病気になるリスクが明らかに下がることを示した追跡研究もあります。
以上のことから、毎食後歯磨きを行うことでむし歯や歯ぐきの病気の予防だけでなく、糖尿病予防などの全身的な面でも有利になるといえます。
もちろん歯磨きは回数だけでなくどれだけ適切に行えているかも重要ですので、歯科医師、歯科衛生士の指導を受けることをおすすめします。
当院では予防歯科に力を入れていますので気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
離乳食教室|伊勢崎市の歯科医院
2024年12月24日
こんにちは、歯科医師の今野です。
この度、太田市にある尾島デンタルクリニックにて、離乳食教室が開催されました。
歯科医院で離乳食教室?
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
歯科医院は「歯」を治すところ、歯が生えてから通うところ、というイメージが根強いからです。
ですが、近年、「食べる、話す、呼吸する」といった子供たちの「口腔機能」に心配事のある「口腔機能発達不全症」が問題視されています。
たとえば「お口ぽかん」「食べるのが遅い(いつまでもくちゃくちゃ噛んで飲み込めない)」「食べるのが早い(よく嚙まずに丸飲みしてしまっている)」「口呼吸」「滑舌が悪い」などなど…
こういった問題は実は歯が生える前の乳幼児期から始まっている、ということが近年の研究により分かってきました。
まずは離乳食開始時、離乳食を開始するタイミングは合っているでしょうか?
離乳食を開始できるのは首が据わってから。
首が据わるのは生後3~4か月頃のため、5~6か月頃から離乳食開始していれば問題ありません。
その時期になっても首が据わっていなければ小児科へ相談しましょう。
逆にそれ以前、生後3~4か月のまだ首が据わっていない時期に離乳食開始していないでしょうか。
多くの保護者の方は子どもの成長を楽しみにしています。
できるだけ早く成長した姿を見たいのが親心です。
ですが、その子の本来の機能発達に合っていない早期の離乳食開始は、機能発達不全を起こしてしまうこともあり、注意が必要です。
また、離乳食開始後も離乳食をとるときの姿勢やスプーンの種類の選択も大切です。
離乳食のステップアップは、口の機能をしっかり育てるためにも成長に即した栄養をしっかりとるためにも重要ですが、育児書通りに「〇ヶ月になったから次にステップアップしよう」と月齢通りに進めると、実際の口腔内の成長(歯の萌出状況や口唇、舌の動きなど)が追いついていないこともあります。
離乳食も奥が深いですね。
伊勢崎おとなこども歯科・矯正歯科では設備の関係上、離乳食教室は行っておりませんが、太田院の尾島デンタルクリニックにて、管理栄養士による離乳食教室を今後も予定しております。
もしご興味がありましたら、是非お問い合わせください。