歯科と栄養②
2021年8月17日
こんにちは。歯科医師の西澤です。
最近サバにはまっていて、お寿司やおにぎりなど、サバがあるとついつい買ってしまいます。笑
ところで皆さん、「食育」という言葉はご存じでしょうか?
日本で法律としても成り立ち、本格的に取り組まれ始めたのは2005年で、その年に「食育基本法」という法律ができました。実は概念としては1900年頃から存在しています。
食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること。
と、農林水産省は示しており、健康で文化的な国民の生活と豊かで活力のある社会の実現に寄与することを目的として取り組んでくれています。
要するに、食べるということから楽しみや喜び、体調の管理を含めてできるようにしましょう!というものです。
ファストフードやコンビニの普及により昨今、いつでも手軽に自分の好きな食事をとれるようになりました。
そして近年の国民健康・栄養調査の結果においても脂肪、糖の摂取量が増加していて、それに伴い肥満や糖尿病の患者数も増加しているようなのです。…と言われても、糖や脂肪はめちゃくちゃおいしいんですよね。笑
ただ、すべての脂肪や糖が体によくないわけではありません!
実は、脂、糖といっても細かく分類があって、種類によっては意識して摂取した方がよいものもあるのです!
ちなみに僕がハマっているサバには良い脂肪が含まれています。
次回、詳しくお話ししていきますね!
あいうべ体操|伊勢崎市の小児歯科
2021年8月10日
あいうべ体操について
こんにちは、歯科医師の澤野です。
最近、起き抜けの自分の顔を見てかなり驚きました。フェイスラインがぼんやりとし、口元のシワは、はっきりみえている・・。
鏡の前で絶望しながら、ふと思い出したのが、「あいうべ体操」です。今回はあいうべ体操についてご紹介したいと思います。
あいうべ体操の目的は口呼吸を鼻呼吸に変える事です。
しかし、他にも効果があり、小顔効果、ほうれい線の改善が期待できるのです。
そんなあいうべ体操のやり方についてご紹介いたします。
(1)「あー」と口を大きく開く。
(2)「いー」と口を大きく横に広げる。
(3)「うー」と口をすぼめて前に大きく突き出す。
(4)「べー」舌を突き出して下に伸ばす。それぞれ1秒キープします。
(1)~(4)を1セット、これを1日30セット行います。
マスク生活が当たり前となった今、マスクは息苦しい為、ついつい口呼吸になりがちです。
口呼吸になってしまうと歯の着色、表情筋のたるみ、姿勢の悪化、歯並びの悪化などが起こります。
また、自粛生活でしゃべる機会が減れば、表情を作る筋肉が衰退し、しわやフェイスラインのたるみを引き起こします。
あいうべ体操はコロナ渦の今、大変有用な体操と言えるのではないでしょうか。
私も自分の顔の変化に気が付いて以来、毎日入浴中に行うようにしています。
口呼吸や表情筋の衰退が問題となるのは、私達大人だけではありません。
近年お口をぽかんと開けているお子さんが増加しています。
お子さんの場合は成長期の為、お口を開ける癖は歯並びやお顔の形にどんどん影響してしまいます。
あいうべ体操はもちろんお子さんにも有効ですが、口呼吸の影響がすでに歯並びに影響している場合、早めに対処するのが重要です。
もし、お心当たりがあれば、気軽に我々にご相談いただければと思います!
そして大人の方は一緒にお顔のアンチエイジング、頑張りましょう!