子供の矯正|伊勢崎市の小児歯科
2024年3月18日
こんにちは、歯科医師の菅原です。
今回は臨床しているとよく出会う子供の矯正の疑問について説明します。
①「いつからやれば良いのですか?」
これは良くある質問です。
こどもの矯正は出来る時期が決まっています。
年齢は5〜8歳ぐらいが適齢期の事が多いですが、歯並びによって変わって来ます。
前歯が大人の歯に生え変わったら行うのが一般的です。
伊勢崎おとなこども歯科では子供の矯正には2つの種類があり小児矯正と予防矯正と言うものが存在します。
どちらを行うかはそれぞれの特徴を矯正の無料相談の時に説明させて頂き、提案させてもらっています。
②「子供の時は歯並び綺麗だったのに大人の歯になったらガタガタしてた。これは時間が立つと治りますか?」
この質問も多く頂きます。
お答えとしてはあまり改善しないです。
上顎の成長は早く、10歳前ぐらいからはあまり成長しなくなってきます。
ピークは6歳より前になるので、ガタガタが取れるほどに成長させるには専門的な器具が必要になってきます。
下顎は上顎よりも遅れて大きくなるので、ピークは10〜15歳くらいです。
ですが、下顎は実は上顎より大きくはならないので上顎が小さいとガタガタは良くなりません。
なので大人の歯に生え変わってできたガタガタは、専門的な装置じゃないと改善できないという事です。
最後に受け口についても大切なので説明します。
受け口は子供の時に矯正しておいたほうが良い歯並びの代表です。
受け口だけは放置して成長期が終わると上顎より下顎の方が大きくなってしまうので、おとなの矯正の時は手術が必要になるケースがほとんどです。
当院では受け口の人には早期の矯正をオススメしています。
今回は子供の矯正で良くある質問を取り上げましたが、参考になりましたか?
当院では矯正の無料相談を行っています。
ご予約の場合は当院のサイトまたはお電話にて承っております。
何か不明な点が有れば当院のスタッフまでお気軽にご相談ください。