正しい「歯磨き」とは?|スマーク伊勢崎の歯科医院
2024年4月24日
こんにちは、歯科医師の小林です。
「ちゃんと歯磨きしているのに、虫歯になった」
「歯磨き中に出血します。歯周病かもしれない」
そんなお悩みは、ありませんか?
さて、質問です。
使用しているのは、歯ブラシだけ、ですか?
実は、歯ブラシだけでは約60%しか磨けていない、と言われています。
驚きですよね!
しっかり歯を磨いたつもりでも、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間は残念ながら完全に磨くことができません。
そのため、歯間ブラシやフロスを使うことも大切です。歯ブラシと併用することで、100%近くまで磨けるといわれています。
歯間ブラシにはサイズがあり、太さが異なります。
適切な歯間ブラシを使用しないと、歯を磨いているはずが歯茎を傷つけてしまったり、隙間に通しているだけで磨けていないかもしれません。
また、フロスもただ通してればよいわけではありません。歯の形に添わせて動かしながら磨き、隣り合った歯も同様に磨くことで、歯垢を落とすことができます。
はじめのうちはフロスを通すと痛い、難しい、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
最初から完璧に使える方は少ないですが、鏡を見ながら続けてくださるうちに、徐々に上手に使えるようになる方もたくさんいらっしゃいます。
まずは、歯ブラシでの磨き方を確認することも大切です。
毛先の当て方によって汚れの除去効率が変わります。
当院では、歯ブラシの使用方法はもちろん、患者さん一人一人のお口の状態に合わせたおすすめの補助器具や歯磨き粉をご紹介しています。
歯ブラシの当て方なんて、聞いたことがない。
歯間ブラシを使っているけれど、私のお口にはこれであっているのかしら?
フロスの正しい通し方を知りたい!
少しでも疑問に思うことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!