血中の脂
2021年11月8日
こんにちは。歯科医師の西澤です。
暑くなってきて、バーベキューに凄く良い季節になりましたね!
前回、栄養素としての脂についてお話しましたが、今回は血中の脂についてお話していきます。
血中の脂としての分類はコレステロールと中性脂肪(トリグリセリド)があります。
コレステロール…よくテレビのCMでも聞く言葉ではないでしょうか?
コレステロールにも分類がありLDLコレステロール、HDLコレステロールがあります。
さらによく聞くであろうLDLコレステロールが悪玉コレステロールというものです。
何が悪かというと、適切な量であれば細胞内に取り込まれて、ホルモンや細胞膜の形成などを行ってくれますが、血中に多量にあると血管に付着、蓄積し、炎症反応を起こして血管の内壁を傷つけ、動脈硬化を引き起こします。
それが大きくなってくると心筋梗塞や脳梗塞などの誘引となることがあります。対照的に、HDLコレステロールは蓄積したコレステロールの除去、血管の詰まりを予防することで動脈硬化を防いでくれる作用があります。
で、結局LDLコレステロールを下げてHDLコレステロールを上げるにはどうすればいいの?と思いますよね。
LDLコレステロール対策は食事で良い脂を多く摂取し、悪い脂を少なくすることが大切となりますが、HDLコレステロールを上げるには、食事より適度な運動が大切といわれています!
実は、動脈硬化と歯周病はお互いに関わりあっていて、歯周病が進行すると血管が詰まるリスクを上げたり、逆に動脈硬化で血管が傷付くと歯周病を進行させてしまったりします。
おいしいものを適度に食べて、しっかり歯磨きし、適度に運動していくことが大切です!
コロナと小児歯科
2021年10月16日
こんにちは、歯科医師の今野です。
先日、小児歯科学会の学術大会に参加しました。
昨年度はコロナの影響で流れてしまいましたが、今年はWeb開催で、小児口腔機能発達不全症についての内容が大部分を占めていました。
このブログの中で、わたしは何度か小児口腔機能発達不全症、つまり食べたり、飲んだり、話したりするようなお口の機能に問題のある子供たちについてお話ししましたが、コロナの影響で、それが輪をかけて問題視されています。
みなさんの身近なお子さんで、いつもお口をぽかんとあけている子はいませんか?
わたしは幼い頃、口が開いていると母親にすぐ「だらしないから閉じなさい!」とぴしゃりと指摘され、慌てて閉じていたものです。
しかしながら、現在のマスク生活では、お口を開けていても周りの大人が気づいて指摘してあげることができません。また、マスクをしていると息苦しいので、口呼吸してしまいやすくなります。
更なる原因として、このコロナ禍で、子どもたちは人との接触を制限されています。
そのため、ゲームやスマホを使用する時間がコロナ前より41%も増加した、というデータが出ています。
ゲームやスマホを使ったり、テレビを見ているときの子どもたちの姿勢を見てみてください。
多くの子どもたちが猫背でいるのではないでしょうか。
猫背になると、気道がふさがり呼吸しにくいので代償的に下顎を前に出します。
それでも息苦しければ口呼吸になります。
また、それによりあごの成長がうまくいかずに、受け口になったり出っ歯になったり、歯並びが悪くなってしまいます。これでは食べる機能にも支障が出ます。
子ども同士での大人数での遊びも制限されているので、お口や全身を使った遊びが減少し、さらに発達不全を増長させてしまいます。
このコロナ禍でストレスを感じているのはわたしたち大人だけではありません。
現に、小学校4年生以上の15~30%の子供に中等度以上のうつ症状が出ている、というデータがあります。児童生徒の自殺者数も過去最高となっているそうです。
会話をしながらの口腔ケアは、ストレス・不安を軽減します。
また、発達が足りていないお口の機能を育てるためのアクティビティを行うことは、お口だけでなく全身の健康にも繋がります。
子供たちの健やかな発育のために、歯科からできることは何か、一層考えさせられる学術大会となりました。
歯科と栄養③
2021年9月24日
こんにちは。歯科医師の西澤です。
今サバにハマっているというお話をしました。特に少しあぶって脂を感じられるものが一番好きです!
前回サバには良い脂が含まれているとお話ししましたが、皆さんも魚には良い脂が含まれていると何となく聞いたことがあるのではないでしょうか?
まず、栄養には脂質、タンパク質、炭水化物の三大栄養素があり、健やかな身体を作る上で必要な栄養素とされています。
脂質という栄養素は体のエネルギー源で、ホルモンや細胞の構成、小腸で脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
良い脂:不飽和脂肪酸であるリノール酸(大豆油など)、α-リノレイン酸(なたね油など)、オレイン酸(オリーブオイルなど)、DHA・EPA(魚介類)
⇒血栓の抑制や神経系の発達(記憶力など)、中性脂肪の上昇を抑える働きがあります。
良い脂は体内で合成することができないので、必須脂肪酸とも言われています。
意識して摂取することが推奨されていますが、取りすぎにも注意です。
悪い脂:飽和脂肪酸(牛・豚などの動物性の脂肪)、トランス脂肪酸(マーガリンなど油の加工時にできるもの)
⇒手軽に摂取しやすいですが、摂取しすぎると血中の脂質を増加させてしまうので、摂取量に気を付ける必要があります。
上記の分類は栄養素としての脂の分類で、血中の脂としての分類はコレステロールと中性脂肪(トリグリセリド)があります。
摂取する脂質に気を付ける必要があるのは、この血中の脂をコントロールする必要があるからなのです。
血中の脂質が多くなると血管を傷つけ、炎症が起こりやすくなり、歯周病の進行も助けてしまいます。
次回は血中の脂についてお話します!
むし歯の治療法2
2021年9月8日
こんにちは、歯科医師の菅原です。
夏も本番でとても暑い日々が続いていますね。皆さんいかがお過ごしですか?
今回は前回の続きでどの様に削った歯を直していくかを説明していきます。
① コンポジットレジン
これはむし歯治療によく使われる白い材料です。
削った所に接着剤をつけて、光を当てる事により硬化します。
1日で修復を行う事ができ、色も白く、保険にも適応しています。
ただ欠点は硬さがあまり無く広い範囲の詰め物には適応できません。
また歯と歯の間を口の中で作るのは難しい為、歯と歯の間を直すのも苦手です。
② インレー
これは一般的に詰め物と言われる物です。
コンポジットレジンよりも範囲が広かったり、歯と歯の間のむし歯に適応されます。
ただ型取りが必要なので2回から3回の来院が必要です。
また保険適応の場合は銀の詰め物が一般的で、銀の詰め物の場合はむし歯になりやすいのが欠点です。
保険外では様々な種類の詰め物があります。このインレーの種類についてはまた今度ブログに載せます。
③ クラウン
これは一般的に被せ物と言われる物です。被せ物は主に根っこの治療を行った歯に被せます。
根っこの治療についても今後詳しく解説します。根っこの治療を行った歯は脆くなる傾向があるので、強度を維持するために被せ物で治します。
欠点は多くの歯を削らなければいけない事です。これも保険内と保険外で種類があるので今後詳しく載せます。
大きく分けてこの三つの方法で治します。
治療内容は上にも書いてある通り、むし歯の大きさで決まってくるので適切な方法を提案していきます。
また当院では様々な材質や方法の利点欠点を説明させて頂き、患者さんに治療方法を選択してもらうことを心がけています。
なので質問があればなんでもしてください。
納得して治療を頑張っていきましょう。
歯科と栄養②
2021年8月17日
こんにちは。歯科医師の西澤です。
最近サバにはまっていて、お寿司やおにぎりなど、サバがあるとついつい買ってしまいます。笑
ところで皆さん、「食育」という言葉はご存じでしょうか?
日本で法律としても成り立ち、本格的に取り組まれ始めたのは2005年で、その年に「食育基本法」という法律ができました。実は概念としては1900年頃から存在しています。
食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること。
と、農林水産省は示しており、健康で文化的な国民の生活と豊かで活力のある社会の実現に寄与することを目的として取り組んでくれています。
要するに、食べるということから楽しみや喜び、体調の管理を含めてできるようにしましょう!というものです。
ファストフードやコンビニの普及により昨今、いつでも手軽に自分の好きな食事をとれるようになりました。
そして近年の国民健康・栄養調査の結果においても脂肪、糖の摂取量が増加していて、それに伴い肥満や糖尿病の患者数も増加しているようなのです。…と言われても、糖や脂肪はめちゃくちゃおいしいんですよね。笑
ただ、すべての脂肪や糖が体によくないわけではありません!
実は、脂、糖といっても細かく分類があって、種類によっては意識して摂取した方がよいものもあるのです!
ちなみに僕がハマっているサバには良い脂肪が含まれています。
次回、詳しくお話ししていきますね!
あいうべ体操|伊勢崎市の小児歯科
2021年8月10日
あいうべ体操について
こんにちは、歯科医師の澤野です。
最近、起き抜けの自分の顔を見てかなり驚きました。フェイスラインがぼんやりとし、口元のシワは、はっきりみえている・・。
鏡の前で絶望しながら、ふと思い出したのが、「あいうべ体操」です。今回はあいうべ体操についてご紹介したいと思います。
あいうべ体操の目的は口呼吸を鼻呼吸に変える事です。
しかし、他にも効果があり、小顔効果、ほうれい線の改善が期待できるのです。
そんなあいうべ体操のやり方についてご紹介いたします。
(1)「あー」と口を大きく開く。
(2)「いー」と口を大きく横に広げる。
(3)「うー」と口をすぼめて前に大きく突き出す。
(4)「べー」舌を突き出して下に伸ばす。それぞれ1秒キープします。
(1)~(4)を1セット、これを1日30セット行います。
マスク生活が当たり前となった今、マスクは息苦しい為、ついつい口呼吸になりがちです。
口呼吸になってしまうと歯の着色、表情筋のたるみ、姿勢の悪化、歯並びの悪化などが起こります。
また、自粛生活でしゃべる機会が減れば、表情を作る筋肉が衰退し、しわやフェイスラインのたるみを引き起こします。
あいうべ体操はコロナ渦の今、大変有用な体操と言えるのではないでしょうか。
私も自分の顔の変化に気が付いて以来、毎日入浴中に行うようにしています。
口呼吸や表情筋の衰退が問題となるのは、私達大人だけではありません。
近年お口をぽかんと開けているお子さんが増加しています。
お子さんの場合は成長期の為、お口を開ける癖は歯並びやお顔の形にどんどん影響してしまいます。
あいうべ体操はもちろんお子さんにも有効ですが、口呼吸の影響がすでに歯並びに影響している場合、早めに対処するのが重要です。
もし、お心当たりがあれば、気軽に我々にご相談いただければと思います!
そして大人の方は一緒にお顔のアンチエイジング、頑張りましょう!
歯がしみる②|伊勢崎市で知覚過敏治療
2021年7月24日
こんにちは、歯科医師の今野です。
先日は「歯がしみる」症状について、歯の構造的な面から原因をお話ししました。
お読みになった方はいらっしゃいますか?
前回のお話しでは、歯の「エナメル質」や「セメント質」と呼ばれる歯の一番外側を覆う組織が何かしらの原因によって失われて「象牙質」と呼ばれるエナメル質の内側の組織が露出し、その内面にある神経のお部屋とつながる「象牙細管」と言われる細い管がお口の中に開口すると、「つめたい、熱い、歯ブラシで磨く刺激、風、乾燥、甘味」など様々な刺激をすべて「痛み」として感じてしまう「知覚過敏」という症状につながる、というお話をしました。
それでは、どうしてエナメル質やセメント質に覆われていたはずの「象牙質」が外側に露出してしまうのでしょうか。
それには以下のような様々な原因が考えられます。
① むし歯、咬耗、摩耗、くさび状欠損、酸蝕症、破折
② 歯肉退縮(加齢、歯周疾患、歯周外科治療後)による歯根露出
③ むし歯治療後
④ 歯石除去後
分かりにくい言葉もあるので、ひとつずつ解説していきます。
① むし歯、咬耗、摩耗、くさび状欠損、酸蝕症、破折
むし歯や破折はイメージがつきやすいのではないでしょうか。むし歯で歯の表面が溶けてしまったり、歯をぶつけるなどして破折してしまった場合、象牙質が露出してしみる症状が出ます。
「咬耗」はかみ合わせによって、「摩耗」はかみ合わせ以外の刺激(歯ブラシの圧など)によって歯がすり減ってしまうことです。これが原因でエナメル質が失われ象牙質が露出することもあります。
「くさび状欠損」とは歯と歯茎の境目の部分の歯がくさび状に欠けてしまうことです。これも食いしばりや歯ぎしり、強すぎるブラッシング圧などによって生じます。
「酸蝕症」とは、酸っぱい食べ物や飲み物により歯が溶かされてしまうことです。
毎日黒酢を飲むとかコーラを飲む、という方は気を付けましょう。
酸性の強いものを習慣的に飲む方が歯ぎしりや強いブラッシングをすると、そうでない方と比べて圧倒的に「咬耗」「摩耗」しやすくなってしまいます。
② 歯肉退縮(加齢、歯周疾患、歯周外科治療後)による歯根露出
加齢や歯周病によって歯茎が下がると、今まで歯茎に隠れていた歯の根の部分が見えてきてしまい、そこがしみる原因になります。
③ むし歯治療後
むし歯治療のために歯を削った後も今まで隠れていた象牙質が露出するため、一時的に歯がしみる症状が出ることがあります。
また、親知らずを抜いた後で、その隣の歯がしみることもあります。
親知らずと接していた部分が今まで親知らずによって隠れていたのに抜いたことで露出するためです。
④ 歯石除去後
歯の周囲を覆っていた歯石を除去したことにより、今まで隠れていた歯が外側に露出し、一時的にしみる症状が出ることがあります。
このように、一言で「知覚過敏」と言っても原因は様々で、それに対する治療も原因に応じて様々です。
次回は知覚過敏の治療法について詳しくお話しします。
歯科と栄養
2021年7月13日
こんにちは。歯科医師の西澤です。
まだまだ続くコロナ禍でみなさん日々気を遣って頑張っていると思います。
この状況が続き、食事に偏りがあったり、食べ過ぎてしまったりしていませんか?
僕も外出を控え我慢した分、食事で補っているところがあります。甘いものが好きなのでついつい甘いものを多く摂取してしまっています…。
みなさんそれぞれ好きな物があると思います。焼肉、アイスクリーム、新鮮なフルーツ、ラーメン…どれもおいしいですよね。
歯科と栄養が関わる部分として、大きく虫歯、歯周病があります。
虫歯、歯周病になる→歯が抜ける→噛めなくなる→食べられるものが制限されていく
→と負のスパイラルに陥ってしまいます。
このはじめの虫歯、歯周病の治療を行うのが歯医者さんの大きな役割だと考えています。
栄養を考えながら虫歯、歯周病の治療、および予防を行うことが大切です。
虫歯菌の大好物は糖です。虫歯菌は糖を餌に酸を排泄し、その酸によって溶けてしまった歯が虫歯です。
糖を摂ればすぐに虫歯ができるわけではなく、歯の虫歯に対する強さ、虫歯菌の数、糖分の摂取量・回数、磨き残しが停滞し続ける時間の要因が重なった時に虫歯ができてしまいます。
歯周病の発生要因としては、歯周病菌、体の状態(基礎疾患、免疫など)、取り巻く環境(ストレス、栄養など)の要因が重なった時に歯周病を発症してしまいます。
食事の偏りや食べ過ぎ(甘いものを一日に何回も食べ、歯磨きの回数が少ないなど)が虫歯、歯周病の発症につながります。それぞれの要因を少なくしていくことで虫歯、歯周病の発症リスクを下げることができるのです。
コロナ禍でまずは食事に偏りや食べすぎは無いか思い返すところから始めてみましょう!私も指導する側として意識していきますので、一緒に頑張りましょう!
次回は栄養について詳しくお話できればと思っています!
むし歯の治療方法|伊勢崎市の歯科医院
2021年7月6日
みんなで目指そうむし歯博士シリーズ
むし歯の治療方法
こんにちは歯科医師の菅原です。
いよいよ夏本番、最近は冷房が欠かせないですね!
色々なむし歯の予防などについて話しましたが、今回はむし歯の治療の仕方について説明して行きます。
むし歯の治療方法は簡単に言うとむし歯になっている所は取り除く事です。これは癌の治療方法と似ていると思います。癌も癌の部位は全て取り除きますよね?
ですがただ取り除いてしまっただけでは、穴が開いたままなので噛んだりすることは難しいですし、食べ物がつまったりします。そうするとまたむし歯になってしまうので何かしらで埋めなければなりません。
なので歯科医師は様々な材料で削った部分を修復して行きます。
埋め方については色々あるのでまた今後書きますね。
むし歯が大きいと削る部分が大きくなり、どんどん残っている歯が少なくなります。
そして歯茎より下になると材料がうまく扱えなくなったりするので歯を抜かなければならなくなります。
これは大きい癌になると手遅れになるのとすごく良く似ています。
またむし歯を取り切るというのはとても難しいという事も理解していないといけません。
なぜなら、菌は目には見えないからです。
なので歯科医師は色と硬さとむし歯を染め出す薬液を使用して判断して行きいます。
むし歯を取るという作業は当たり前の様に行っていますがとても難しい作業なのです。
当院では口腔内のカメラなどを使って、歯の状態やむし歯の状態などの説明を細かくしていく事を心がけています。
患者さんの疑問を教えて頂ければ、様々な事にお答えして行きます。
質問がある方は遠慮なく当院のスタッフにして下さいね。
予防歯科と印象|伊勢崎市でむし歯予防
2021年6月29日
こんにちは、歯科医師の澤野です。
風が爽やかな季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は予防歯科について考えていきたいと思います!
早速ですが、60代以上の男女400名ほどに行ったこんな調査があります。
ご自身の体で失って後悔したこと、変化してほしくなかったことはなんですか?を聞いたところ、「歯」と回答した人が「髪の毛」「体型」を抑えて第一位だったそうです。
その理由としては、歯を失うと食べ物が美味しく食べられないから、活舌が悪くなったからなどの声が得られたそうです。
また、同世代の「印象が良い」と感じる方を見て、印象を左右するのはどのパーツか。と聞いたところ、第一が体型、第二位が髪の毛、第三位が歯という結果になりました。
ちなみに第四位が目元、第5位が肌という結果です。
なんだ、歯は三位じゃないかと思われるかもしれませんが、女性のみならず、男性もお肌のアンチエイジングに気を遣うこの時代において、この結果は印象における歯の重要性を逆に物語っているのではないかと思うのです。
(インビザライン・ジャパン株式会社HPより)
自分の歯を保ち、美味しく食事を味わう。
口元の若々しさを保つ。おしゃべりを思い切り楽しむ。
意外と本当の贅沢とはこういう事なのかもしれませんね。
そのためには、毎日のお手入れ、そして歯科医院でのお口の専門家による治療が必要不可欠です。
さて、ここからは私が最近感じている事なのですが、お口のお手入れには難易度があると思います。
その難易度を左右するのは歯並びです。歯並びが良いほど日々のお手入れが楽になるので、虫歯や歯周病のリスクが大きく減っていきます。
なので、予防歯科と歯の矯正は一見つながりがなさそうに思えますが、実は密接につながるのではないかというのが私の考えです。
歯科矯正、今まではワイヤーが中心で敷居が少々高めでしたが、マウスピースの出現によってぐっと身近になりました。
お口の健康を保つという意味でも、マウスピースによる歯科矯正、考えてみてもいいのかもしれませんね。
気になる方は、ぜひ一度お声がけ下さい!