あいうべ体操|伊勢崎市の小児歯科
2021年08月10日
あいうべ体操について
こんにちは、歯科医師の澤野です。
最近、起き抜けの自分の顔を見てかなり驚きました。フェイスラインがぼんやりとし、口元のシワは、はっきりみえている・・。
鏡の前で絶望しながら、ふと思い出したのが、「あいうべ体操」です。今回はあいうべ体操についてご紹介したいと思います。
あいうべ体操の目的は口呼吸を鼻呼吸に変える事です。
しかし、他にも効果があり、小顔効果、ほうれい線の改善が期待できるのです。
そんなあいうべ体操のやり方についてご紹介いたします。
(1)「あー」と口を大きく開く。
(2)「いー」と口を大きく横に広げる。
(3)「うー」と口をすぼめて前に大きく突き出す。
(4)「べー」舌を突き出して下に伸ばす。それぞれ1秒キープします。
(1)~(4)を1セット、これを1日30セット行います。
マスク生活が当たり前となった今、マスクは息苦しい為、ついつい口呼吸になりがちです。
口呼吸になってしまうと歯の着色、表情筋のたるみ、姿勢の悪化、歯並びの悪化などが起こります。
また、自粛生活でしゃべる機会が減れば、表情を作る筋肉が衰退し、しわやフェイスラインのたるみを引き起こします。
あいうべ体操はコロナ渦の今、大変有用な体操と言えるのではないでしょうか。
私も自分の顔の変化に気が付いて以来、毎日入浴中に行うようにしています。
口呼吸や表情筋の衰退が問題となるのは、私達大人だけではありません。
近年お口をぽかんと開けているお子さんが増加しています。
お子さんの場合は成長期の為、お口を開ける癖は歯並びやお顔の形にどんどん影響してしまいます。
あいうべ体操はもちろんお子さんにも有効ですが、口呼吸の影響がすでに歯並びに影響している場合、早めに対処するのが重要です。
もし、お心当たりがあれば、気軽に我々にご相談いただければと思います!
そして大人の方は一緒にお顔のアンチエイジング、頑張りましょう!