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食事の意義

2022年3月2日

こんにちは。歯科医師の西澤です。

 

前回は感染の窓についてお話しました。

 

今回は食事の意義についてお話していきます!

 

美味しいものを食べることって凄く幸せですよね。

 

食事を摂ることによって体の機能を維持するという重要な役割がありますが、空腹感を満足させることで歓びも感じています。そのなかで、食欲と食べ物の好みの変化は栄養のバランスとるにあたって凄く重要なことなのです。

 

私たち人間は食事の際、舌で味を感じているのはもちろんですが、鼻で匂いを感じたり、目でみてどのような硬さなのか、どのように噛めばいいのかを考えたりして食事をしています。

 

つまり我々は、視覚、嗅覚、味覚を駆使して食事を摂取しているのです!食事だけでもこんなに複雑な機能を駆使しているというのはおもしろいですよね!

 

腐っているものをある程度味見しないで(体内に入れないで)判断できるのもこれらの複雑な機能のおかげです。

また、食べたことがあるものは食べずとも味をなんとなく感じることができませんか?

 

たとえば、梅干しをみて酸っぱく感じるのもその一つですし、同じスポーツドリンクを飲んでいても日によってしょっぱく感じる日もあれば、甘く感じる日もあると思います。

 

これは体が欲している栄養素によって感じる味覚が変化しているのです。

 

 

このように、食事で体の機能を維持するために食欲と食べ物の好みの変化は栄養のバランスにとって凄く重要なことなのです。

 

つまり、小さいころからの味覚の形成や食事の経験がすごく大切なのです!

 

次回は味覚の形成についてお話します。

歯科と栄養⑥

2022年1月18日

こんにちは。歯科医師の西澤です。

 

前回、キシリトール(代用甘味料)の良い点についてお話しました。今回、代用甘味料は万能なのかお話していきます。

 

代用甘味料は血糖値の変化を起こさないことや、むし歯の主な原因菌であるミュータンス菌の餌にならないことをお話しました。

むし歯になるかどうか何で変わるでしょうか?

 

実はむし歯菌は生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはいません。

むし歯菌をご家族や友人などからもらい、感染してしまう感染症の一つなのです。

 

また、感染しやすい時期というのもあり、これを歯科業界では「感染の窓」といいます。

 

1歳7か月から2歳7か月までの間にミュータンス菌に感染しやすいことを表したもので、歯の本数が増えミュータンス菌の住家も増えること、他の菌が少なく住みやすいこと、糖を摂取する機会が増えることが主な原因としてあげられます。

 

この時期に注意することが大切です。

具体的には、乳幼児本人にではなく、親御さんたちができることがあるとするなら、唾液がうつらないようにスプーンの共有をやめたり、冷まし方をフーフーしないように気を付けたり、もしくはキシリトールを用いてむし歯菌を活発にさせないことも有効だと思います。

 

 

成長期には部活などでスポーツが盛んになり、スポーツドリンク(500mlにスティックシュガー4本分)を摂取する機会が増えるなど、糖の摂取も増える時期なので、唾液の減る睡眠前に飲まないなどの摂取のタイミングに気を付けたり、水で薄めて糖の濃度を下げるなどしてむし歯菌を活動にも気を付けましょう!

 

次回は食事の意義についてお話します

定期的な予防

2022年1月12日

皆さんこんにちは。歯科医師の菅原です。

 

寒い日が続いていますね!皆さんいかかがお過ごしですか?

 

前回までの僕のコラムでむし歯の成り立ち、むし歯の予防からむし歯の直し方まで出来るだけ詳しく説明していきました。

 

むし歯は誰でも口腔内に起こる可能性があり、口腔内に菌がいる限り発症する事があります。

むし歯は放置していて治ることはありません。

 

また放置していると、どんどんむし歯が広がり歯が無くなっていきます。

 

痛みが出たり、歯が割れたり、口臭が出たりと良いことがありません。

ここまで聞くと予防の重要性を確認して頂けたと思います。

 

当院の予防歯科で行うことは

 

① 衛生士による徹底的な口腔清掃
口腔内を3ヶ月から4ヶ月に一度徹底的に綺麗にすることで、口腔内を清潔に保ちむし歯と歯周病のリスクを下げます。

 

② 口腔内の歯茎の状態の検査
歯茎の状態を測ることにより、汚れがたまり易い所を判断していきます。歯周病の状態も同時に判断していきます。

 

③ 顕微鏡での口腔内の菌の検査
伊勢崎おとなこども歯科では口腔内の菌の状態を確認させて頂いています。口腔内には多くの菌が生息しており、その中にはとても悪さをする菌がいます。悪さをする菌がいた場合は、うがい薬などの力を使って減らしていきます。

 

④ 患者さんのブラッシングの技術の確認
これが一番大切です。常日頃のブラッシングができていないと口腔内の清潔は保てません。ブラッシングは口腔内のトラブルを防ぐ唯一の方法なのでしっかりしっかり学んで行きましょう。

 

伊勢崎おとなこども歯科では予防歯科を通じて患者さんの口腔内を管理し、患者さんの口腔管理へのモチベーションを高めていきます。

 

口腔内を定期的に確認しておく事はむし歯の早期発見にも繋がります。

 

むし歯を早めに発見する事は歯を残す事にも繋がっていくので定期的に通院して頂ければ幸いです。

伊勢崎おとなこども歯科に通院する事で口腔内に興味を持ち、患者さんそれぞれが自分自身の口腔内を守れる様に全力でサポートしていきます。

 

何か有れば遠慮なく質問してください。

むし歯とスポーツドリンク

2021年12月23日

こんにちは、歯科医師の酒井です。

 

今回は冬でもスポーツ時などに大活躍の経口補水液・スポーツドリンクのお話をしていこうと思います。

 

夏の群馬のような熱い環境でも、通常であれば水分補給は真水で十分です。

 

しかし激しい運動中には、汗をかくことで体内の水分と電解質が同時に失われていきます。

 

アメフトの選手は一回の練習で3L近く汗をかくこともあるそうで、このような場合にはナトリウムなどの電解質、ブドウ糖などの栄養を同時に取る必要があります。

 

ナトリウムなどの電解質は、細胞のドアを開ける鍵のような役割を果たします。

鍵となるナトリウムの存在無しには細胞はドアを開けてくれず、水分やブドウ糖をはじめとする栄養を取り込むことができないのです。

 

皆さんは夏場の水分補給と言われた時に何が思いつきますか。

スポーツドリンク、経口補水液などが思い浮かぶ方が多いと思います。

では、スポーツドリンクと経口補水液の違いとは何でしょうか。

 

ざっくりとしたイメージでいうと、経口補水液はスポーツドリンクと比較して3倍近く電解質が多く、糖分が3分の1ほどで、最もスムーズに水分・電解質・ブドウ糖が吸収されるように調整されています。

 

スポーツドリンクは糖分が多く、虫歯の原因にもなってしまいます。

それならばスポーツドリンクを薄めて飲めば良いのではないか、とお考えになる方もいらっしゃると思いますが、薄めると肝心の電解質は不足し、本来の役割を果たさなくなってしまいます。

 

経口補水液は糖分が少なくあまり美味しくないという弱点はありますが、正しい知識を持ち熱中症予防・虫歯予防をしていきましょう。

コロナと小児歯科

2021年10月16日

こんにちは、歯科医師の今野です。

 

先日、小児歯科学会の学術大会に参加しました。

 

昨年度はコロナの影響で流れてしまいましたが、今年はWeb開催で、小児口腔機能発達不全症についての内容が大部分を占めていました。

 

このブログの中で、わたしは何度か小児口腔機能発達不全症、つまり食べたり、飲んだり、話したりするようなお口の機能に問題のある子供たちについてお話ししましたが、コロナの影響で、それが輪をかけて問題視されています。

 

 

みなさんの身近なお子さんで、いつもお口をぽかんとあけている子はいませんか?

 

わたしは幼い頃、口が開いていると母親にすぐ「だらしないから閉じなさい!」とぴしゃりと指摘され、慌てて閉じていたものです。

 

しかしながら、現在のマスク生活では、お口を開けていても周りの大人が気づいて指摘してあげることができません。また、マスクをしていると息苦しいので、口呼吸してしまいやすくなります。

 

更なる原因として、このコロナ禍で、子どもたちは人との接触を制限されています。

そのため、ゲームやスマホを使用する時間がコロナ前より41%も増加した、というデータが出ています。

 

ゲームやスマホを使ったり、テレビを見ているときの子どもたちの姿勢を見てみてください。

多くの子どもたちが猫背でいるのではないでしょうか。

 

猫背になると、気道がふさがり呼吸しにくいので代償的に下顎を前に出します。

それでも息苦しければ口呼吸になります。

また、それによりあごの成長がうまくいかずに、受け口になったり出っ歯になったり、歯並びが悪くなってしまいます。これでは食べる機能にも支障が出ます。

 

 

子ども同士での大人数での遊びも制限されているので、お口や全身を使った遊びが減少し、さらに発達不全を増長させてしまいます。

 

このコロナ禍でストレスを感じているのはわたしたち大人だけではありません。

現に、小学校4年生以上の15~30%の子供に中等度以上のうつ症状が出ている、というデータがあります。児童生徒の自殺者数も過去最高となっているそうです。

 

会話をしながらの口腔ケアは、ストレス・不安を軽減します。

また、発達が足りていないお口の機能を育てるためのアクティビティを行うことは、お口だけでなく全身の健康にも繋がります。

 

子供たちの健やかな発育のために、歯科からできることは何か、一層考えさせられる学術大会となりました。

あいうべ体操|伊勢崎市の小児歯科

2021年8月10日

あいうべ体操について

 

こんにちは、歯科医師の澤野です。

 

最近、起き抜けの自分の顔を見てかなり驚きました。フェイスラインがぼんやりとし、口元のシワは、はっきりみえている・・。

 

鏡の前で絶望しながら、ふと思い出したのが、「あいうべ体操」です。今回はあいうべ体操についてご紹介したいと思います。

 

あいうべ体操の目的は口呼吸を鼻呼吸に変える事です。

しかし、他にも効果があり、小顔効果、ほうれい線の改善が期待できるのです。

 

そんなあいうべ体操のやり方についてご紹介いたします。

 

(1)「あー」と口を大きく開く。

(2)「いー」と口を大きく横に広げる。

(3)「うー」と口をすぼめて前に大きく突き出す。

(4)「べー」舌を突き出して下に伸ばす。それぞれ1秒キープします。

(1)~(4)を1セット、これを1日30セット行います。

 

マスク生活が当たり前となった今、マスクは息苦しい為、ついつい口呼吸になりがちです。

 

口呼吸になってしまうと歯の着色、表情筋のたるみ、姿勢の悪化、歯並びの悪化などが起こります。

 

 

また、自粛生活でしゃべる機会が減れば、表情を作る筋肉が衰退し、しわやフェイスラインのたるみを引き起こします。

 

あいうべ体操はコロナ渦の今、大変有用な体操と言えるのではないでしょうか。

私も自分の顔の変化に気が付いて以来、毎日入浴中に行うようにしています。

 

口呼吸や表情筋の衰退が問題となるのは、私達大人だけではありません。

 

近年お口をぽかんと開けているお子さんが増加しています。

お子さんの場合は成長期の為、お口を開ける癖は歯並びやお顔の形にどんどん影響してしまいます。

 

あいうべ体操はもちろんお子さんにも有効ですが、口呼吸の影響がすでに歯並びに影響している場合、早めに対処するのが重要です。

 

もし、お心当たりがあれば、気軽に我々にご相談いただければと思います!

 

そして大人の方は一緒にお顔のアンチエイジング、頑張りましょう!

歯科と栄養

2021年7月13日

こんにちは。歯科医師の西澤です。

 

まだまだ続くコロナ禍でみなさん日々気を遣って頑張っていると思います。

 

この状況が続き、食事に偏りがあったり、食べ過ぎてしまったりしていませんか?

 

僕も外出を控え我慢した分、食事で補っているところがあります。甘いものが好きなのでついつい甘いものを多く摂取してしまっています…。

 

みなさんそれぞれ好きな物があると思います。焼肉、アイスクリーム、新鮮なフルーツ、ラーメン…どれもおいしいですよね。

 

歯科と栄養が関わる部分として、大きく虫歯、歯周病があります。

 

虫歯、歯周病になる→歯が抜ける→噛めなくなる→食べられるものが制限されていく

→と負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

このはじめの虫歯、歯周病の治療を行うのが歯医者さんの大きな役割だと考えています。

 

栄養を考えながら虫歯、歯周病の治療、および予防を行うことが大切です。

 

虫歯菌の大好物は糖です。虫歯菌は糖を餌に酸を排泄し、その酸によって溶けてしまった歯が虫歯です。

 

糖を摂ればすぐに虫歯ができるわけではなく、歯の虫歯に対する強さ、虫歯菌の数、糖分の摂取量・回数、磨き残しが停滞し続ける時間の要因が重なった時に虫歯ができてしまいます。

 

歯周病の発生要因としては、歯周病菌、体の状態(基礎疾患、免疫など)、取り巻く環境(ストレス、栄養など)の要因が重なった時に歯周病を発症してしまいます。

 

食事の偏りや食べ過ぎ(甘いものを一日に何回も食べ、歯磨きの回数が少ないなど)が虫歯、歯周病の発症につながります。それぞれの要因を少なくしていくことで虫歯、歯周病の発症リスクを下げることができるのです。

 

コロナ禍でまずは食事に偏りや食べすぎは無いか思い返すところから始めてみましょう!私も指導する側として意識していきますので、一緒に頑張りましょう!

 

次回は栄養について詳しくお話できればと思っています!

予防歯科と印象|伊勢崎市でむし歯予防

2021年6月29日

こんにちは、歯科医師の澤野です。

 

風が爽やかな季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今回は予防歯科について考えていきたいと思います!

 

早速ですが、60代以上の男女400名ほどに行ったこんな調査があります。

 

ご自身の体で失って後悔したこと、変化してほしくなかったことはなんですか?を聞いたところ、「歯」と回答した人が「髪の毛」「体型」を抑えて第一位だったそうです。

 

その理由としては、歯を失うと食べ物が美味しく食べられないから、活舌が悪くなったからなどの声が得られたそうです。

 

また、同世代の「印象が良い」と感じる方を見て、印象を左右するのはどのパーツか。と聞いたところ、第一が体型、第二位が髪の毛、第三位が歯という結果になりました。

 

ちなみに第四位が目元、第5位が肌という結果です。

 

なんだ、歯は三位じゃないかと思われるかもしれませんが、女性のみならず、男性もお肌のアンチエイジングに気を遣うこの時代において、この結果は印象における歯の重要性を逆に物語っているのではないかと思うのです。

(インビザライン・ジャパン株式会社HPより)

 

自分の歯を保ち、美味しく食事を味わう。

口元の若々しさを保つ。おしゃべりを思い切り楽しむ。

 

意外と本当の贅沢とはこういう事なのかもしれませんね。

 

そのためには、毎日のお手入れ、そして歯科医院でのお口の専門家による治療が必要不可欠です。

 

さて、ここからは私が最近感じている事なのですが、お口のお手入れには難易度があると思います。

 

その難易度を左右するのは歯並びです。歯並びが良いほど日々のお手入れが楽になるので、虫歯や歯周病のリスクが大きく減っていきます。

 

なので、予防歯科と歯の矯正は一見つながりがなさそうに思えますが、実は密接につながるのではないかというのが私の考えです。

 

歯科矯正、今まではワイヤーが中心で敷居が少々高めでしたが、マウスピースの出現によってぐっと身近になりました。

 

お口の健康を保つという意味でも、マウスピースによる歯科矯正、考えてみてもいいのかもしれませんね。

気になる方は、ぜひ一度お声がけ下さい!

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