セラミックについて
2022年4月4日
こんにちは、歯科医師の菅原です。
寒い毎日が続きますがいかがお過ごしですか?
今回は綺麗でむし歯になりづらいセラミックについて解説していきたいと思います。
皆さんセラミックについて皆さんどんなイメージを持っていますか?
“セラミックは色が綺麗”とか、“セラミックはむし歯になりにくい”とか聞いた事はありませんか?
保険で入れる事が出来るのは一般的には“銀歯”です。銀歯はもちろん見かけは銀なので口を開けると入れているのが分かってしまいます。
セラミックは陶材(お茶碗に使われる材料)を口腔内に使える様に改良している材料です。歯に近い色をしているので、ライトで良く見ない限り良くわかりません。
次にむし歯になりやすさです。銀歯は歯と銀歯の間に接着剤を流し込んで着けていますが、この接着剤は長い時間をかけて唾液で溶かされてしまいます。
接着剤が流されたところは隙間になり、そこは歯ブラシなどでケアする事はできません。
その隙間に汚れが溜まるとむし歯になってしまいます。
一方セラミックですが、セラミックと歯の間の接着剤は強力に接着しているので、唾液で流される事がなく、隙間も限りなく少ないです。
なのでセラミックの方がむし歯になりにくいのです。どの様に歯とセラミックが接着しているか詳しく知りたい方は、直接ドクターに聞いてください。
セラミックは銀歯に比べて利点が多いことに気付いて貰えたと思います。
いま世界的に見ても口腔内に銀を使う国は少なくなっており、セラミックを口腔内に入れるお客さんが日本でも増えています。
これは世界中の人が歯の価値に気づき、大切にしている事が分かります。
この話を聞いて綺麗な口になりたい、むし歯になりたく無いと思った方がいましたら、当院のスタッフに遠慮なく仰ってください。
詳しいスライドなども準備していますので、お気軽に仰ってください。
予防歯科と印象|伊勢崎市でむし歯予防
2021年6月29日
こんにちは、歯科医師の澤野です。
風が爽やかな季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は予防歯科について考えていきたいと思います!
早速ですが、60代以上の男女400名ほどに行ったこんな調査があります。
ご自身の体で失って後悔したこと、変化してほしくなかったことはなんですか?を聞いたところ、「歯」と回答した人が「髪の毛」「体型」を抑えて第一位だったそうです。
その理由としては、歯を失うと食べ物が美味しく食べられないから、活舌が悪くなったからなどの声が得られたそうです。
また、同世代の「印象が良い」と感じる方を見て、印象を左右するのはどのパーツか。と聞いたところ、第一が体型、第二位が髪の毛、第三位が歯という結果になりました。
ちなみに第四位が目元、第5位が肌という結果です。
なんだ、歯は三位じゃないかと思われるかもしれませんが、女性のみならず、男性もお肌のアンチエイジングに気を遣うこの時代において、この結果は印象における歯の重要性を逆に物語っているのではないかと思うのです。
(インビザライン・ジャパン株式会社HPより)
自分の歯を保ち、美味しく食事を味わう。
口元の若々しさを保つ。おしゃべりを思い切り楽しむ。
意外と本当の贅沢とはこういう事なのかもしれませんね。
そのためには、毎日のお手入れ、そして歯科医院でのお口の専門家による治療が必要不可欠です。
さて、ここからは私が最近感じている事なのですが、お口のお手入れには難易度があると思います。
その難易度を左右するのは歯並びです。歯並びが良いほど日々のお手入れが楽になるので、虫歯や歯周病のリスクが大きく減っていきます。
なので、予防歯科と歯の矯正は一見つながりがなさそうに思えますが、実は密接につながるのではないかというのが私の考えです。
歯科矯正、今まではワイヤーが中心で敷居が少々高めでしたが、マウスピースの出現によってぐっと身近になりました。
お口の健康を保つという意味でも、マウスピースによる歯科矯正、考えてみてもいいのかもしれませんね。
気になる方は、ぜひ一度お声がけ下さい!
歯の着色
2021年6月21日
こんにちは、歯科医師の嶋﨑です。
私は毎朝ブラックコーヒーを飲んでから出社しているのですが、同じように、普段からコーヒーや紅茶を飲むことが習慣になっている方は、多くいると思います。
僕はコーヒーを飲むと眠気も冷め、今日も一日頑張ろう!という気持ちになるのですが、中には歯の黄ばみが気になるからコーヒーはちょっと控えています・・・なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は歯の着色についてお話をしていきます。
歯の着色の原因には外因性と内因性のものがあります。
外因性の着色とは、コーヒーやお茶、ワインなどに含まれるポリフェノール(タンニン)、たばこのタールなどによるもので、これらは歯の表面にあるペリクルという薄い透明な膜と結びつくことが原因になるものです。
内因性の着色は歯髄が原因の着色、加齢が原因の着色や変色、特定の薬剤を服用していることによる着色などがあげられます。
外因性の着色は歯磨き粉をつかった毎日の歯磨きで、ある程度までは落とすことが出来ます。
しかし着色を落とそうと力を込めて磨くと歯ブラシにかかる力が強くなり、歯の表面に細かいキズがついてしまうだけでなく歯茎にも負担がかかり、結果的に逆効果です。当院では着色を落とす専用の器具を用いて除去を行います。
内因性の着色の場合、加齢が原因の着色や変色の場合はホワイトニングをお勧めさせていただいています。
ただし歯髄が原因の着色、特定の薬剤を服用していることによる着色の場合ホワイトニングでは対応が難しいので、根の治療やラミネートべニアといわれる表面だけのかぶせ物による治療を勧めさせていただいています。
気になることがありましたらお気軽にお尋ねくださいね。