歯科治療の麻酔薬|伊勢崎市の歯科医院
2022年11月9日
こんにちは、歯科医師の酒井です。
今回は歯科治療に使われる麻酔薬に関してのお話をしたいと思います。
歯科治療は痛みを伴う処置を伴う処置が多く、患者様のストレスを軽減するために麻酔が必要になる機会が多いです。
麻酔は痛みを和らげるために必要なものではありますが、麻酔処置後に動悸がしたり、気分が悪くなるなど不快症状を認めることがあります。
最近、僕の患者様でも麻酔後にこのような体の異常が見られ、処置を中断した方がいらっしゃいました。
当院では初診時での問診にて、これまでの歯科治療で気分が悪くなったことがないか、麻酔をした後に不快な症状が出たことはないかなどはしっかりと確認してから治療を行います。
しかし今まで特に問題がなくても、久しぶりの麻酔であったり、当日寝不足であったり体調が万全でなかったりすると、予期しない症状が出ることはあるようです。
このような症状は、麻酔の痛みや麻酔に際しての不安などのストレスによるものであったり、麻酔薬に含まれるアドレナリンが原因となっていることがほとんどです。
どちらの場合でも基本的には時間をおくと回復する場合が多いです。
我慢していると状況が悪化する場合もありますので、もし体に不調を感じた場合にはすぐにお声がけください。
回復した後も治療をそのまま続けるか、大事をとって処置を見送るかは自由に決めていただいて大丈夫です。
僕自身も声をかけていただきやすい雰囲気づくりを心がけていきます。